2013年9月25日水曜日

私の山歩き里歩き紀行・山形編(32)

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 みちのく山寺に未知のゾーン峯の浦を歩く

 仙山線山寺駅に降りて、日本こけし神社、薬師堂、芭蕉記念館を巡った後、門前町を離れ仙山線に沿って歩き千手院観音に参拝した。本日は、同級会出席のため帰省の途中で、仙台経由で山寺駅に下車し、JR東日本設定・駅からハイキングの"山寺・立石寺登拝のみち"を歩いている。芭蕉記念館には、奥の細道では尾花沢から東根も通り山寺を往復したが、関連資料の展示はなかった。

 山寺峯の浦コースへ 
 最上三十三観音第二番札所とある千手院は、山裾に建つ小さな寺で参拝者は私一人。手を合わせた後、清水を戴き、境内の案内を見た。裏山にある旧跡や名所を巡るコースが紹介してあり、手許資料とも一致し、墓地裏の山道へ踏み込んだ。
 既に有名な立石寺根本中堂や奥の院から大分宮城県境側へ入り、静かな山中を暫し上り続けると、前方の木立の間に崖らしき風景がチラチラし始めた。近づいて驚いた。大岩壁が待っていた。垂水不動尊で、窟は立石寺を開山した慈覚大師の修行宿らしい。私は、小学時代の遠足を含め山寺は10回前後訪ねているが、未訪は兎も角、存在すら知らなかった地で、峯の浦である。巨岩、奇岩や裂け目が連なる下で、シャッターを切った(写真上)。

 城岩七岩、修験場跡 
 次の城岩七岩にも期待が膨らんだ。出迎えた烏帽子岩を過ぎると、弓張岩、盾岩、猿岩、鏡岩、塩岩、砦岩、冑岩等と次々と大岩があった。麓から眺めると、横一線に七つの岩が並び城郭を形成しているように見えることからのネーミングという。弓張岩上に進み、眼下の小さな集落から面白山方面を捉えた。狭い小径を慎重に下り、毘沙門天岩を抜けると修験場跡の広場であった。案内板があるが、記載とおりの岩等は不明。夏場で草木が覆っているからだろう。電車時間が気になり始め、下りを急ぐ。
寺院跡地を通過。嘗てはこんな山奥にも、寺があったようで古山寺と呼ばれ、当時の山岳信仰の勢いを窺い知る。山肌を削った狭い空間に祀られた石碑を眺めながら荒れた道を行く。捨てられた廃屋を過ぎると、霊園であった。

 急いで立石寺根本中堂参拝 残り時間が少なくなり、石段を上がる奥の院は省略しようと先程決断し、立石寺根本中堂だけに立ち寄る。急に参拝者が多くなり、正面に回って石段から立石寺に詣でる。多分3度目だと思うが、記憶とは違い根本中堂は小さな御堂(写真下)。木造の大本堂の思い出があった。夕方の同級会で話したら同級生Aさんに、それは小学生の時だからよと指摘され、私もそう思った。
 12時59分発の山形行き電車に間に合い、羽前千歳駅で乗り換えさくらんぼ東根駅に降りると弟が車で待っていた。実家の仏前で祖父母や両親に焼香してから、東根温泉開催の同級会へ向かった。
                           
                                      
 (2013/8/16 歩く 13回卆 工藤 莞司)                   
                    
 

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