2009年10月28日水曜日

ARTCOCKTAIL in 笠間

ARTCOCKTAIL in 笠間、昨日10月24日の最終日を無事に迎えることができました。ありがとうございました。特に現地まで足を運んでいただいた方には心よりお礼申しあげます。おもいがけなく好評を得て、疲れはてた体が少し軽くなったような気がします。
企画側としては、トラブルもあり、慌てふためいてしまうことが続き、青色吐息でしたが、見に来ていただいた方には満足していただいたみたいでほっとしています。
アンケートのなかからいくつか拾って紹介します。
「街を歩かせる仕掛けで作品を探すことで必然的に街並みを見てしまいました。いい街でした。」「作品が静かにたたずんでいるものが多かった気がします。コミュニケーションが限られた場所で用意されていると人が恋しいと思いました。」
「笠間の地域財産である「坂本九」を最後にからませたのが、すごく感慨深かった。」
「東京から7名グループで来ましたが、…一ヶ所ぐらい座って休めてお茶が飲めるところを作ってもらえるといいですね。」
「今年は野外展をいくつか見ましたが、今回の笠間のは作品の量がちょうどよいと思いました。たくさんあるとまわりきれないが、今回のだとアート作品をみつつ神社を参拝したり観光もできてよいと思います。」
「高校で作品を展示した点が面白かったです。気になるけれどなかなか入っていけない場所なので。教室がのぞけてどんなことを学んでいるのかうかがえてよかったです。」
「距離もありますし、作品数も多いのでスタンプラリーがなければ途中で止めていたと思います。」
「マップの紙質が滑りやすくスタンプが押しづらかった。スタンプは速乾でお願いします。」
「スタンプラリーの景品がごうかでびっくりした。」
「上州屋さんの旅館、奥まで間違って入っていったらおばあさんが寝ていたのでびっくりした!」
「街のなかをいろいろ探して歩くのは楽しかった。作品ではない風景を物もArtに見えてきました。街全体がArtになる企画ですね。地図はランチが食べられる所なども入れていただくとうれしいです」
「スタンプラリーが面白かった。企画で面白かったのは土下座ガチャポン。(学生、小学3年」
なんか写すのが疲れてきたのでこのへんでやめます。4回にわたる講演会もなかなか面白かったですが、またカタログを作るのでそのときに報告したいと思います。
講師できていた栃木県立美術館の山本和弘さんは、笠間の聴衆のレベルの高さと作品の質の高さに「笠間恐るべし」と言っていました。街中をアートカクテルの青いちらしを持った人たちがたくさん歩いているのを見て、やってよかったんだろうなあ…と思いました。

それにしても私は疲れました。作品を出品してないのに前回より疲れてるのはなぜだろう?同じような企画をやってる人とよく話すのは「企画ってやったことない人には、この大変さはわからないよねえ」ということです。次回はどうのこうのという余裕はありません。学校の仕事との頭を切り換えるのが一番大変だけど、何事も一途にできない落ち着きなさがあるから逆にいいのかもねえ。
あ、日経新聞の水戸支局長がすごく好意的な記事を書いてくれてたのが嬉しかったなあ。ではではまた報告しますね。少し時間と余裕ができそうだから読書再開できるかな…金井美恵子「岸辺のない町」(河出文庫)いいなあこれ。(吉岡 政美:昭和56年卒、互一会)

0 件のコメント:

コメントを投稿