5月6日(金)
Steps Gallery内覧会を翌日に控えて、わたしはギャラリーのバルコニーで宇野和幸、古賀亜希子と3人でビールを飲んでいた。準備もだいたい終わり、ほっと一息。と、ギャラリーに不審な人物が侵入してくるのが見えたので慌てて中に戻ってみると外国人の若者だった。話を聞いてみると、ロンドンから旅行に来て、東京のギャラリーを回ってるという。ここはギャラリー58か?と聞くので、いや、58は下の階だ。今週はゴールデン・ウィークだからギャラリーはみんな休みだよ、まあビールでも飲みな、と仲間に入れる。
原発事故があるのに、というかあったからこそチケットが安くて来たのかも知れない。明日内覧会やるからおいでというと、I will.と言って、自称33歳フリーランス、写真家のマルコは去っていった。
5月7日(土)
内覧会当日。
2時スタートで5時終了予定だったが、終わったのは6時だった。参加していただいたのは65名。ありがとうございました!お祝いもたくさんいただき、申し訳ありません。小雨もなんのそのバルコニーを賑やかに満たしていただき、早速個展を入れていただいたり、スペースを気に入っていただいたりで、嬉しかったです。展示した倉重光則、津田亜紀子、太田三郎、一色映理子の作品もこういう形で披露することができてよかったなあと思いました。
お酒を用意しましが、足りるかなあ…と心配だったのですが、みなさんか次々にワインや日本酒を差し入れてくれるので、かなり余ってしまい、うれしい悲鳴でした。
終了後、残った人で打ち上げ。近くの店に行こうと考えていたのですが、ビールを買ってきてこのままバルコニーで飲もうということになり、みんなでバルコニー。椅子が足りない。もう一組テーブルと椅子が必要だなあ。
残ってくれたのは、スタッフとして働いてくれた石田有香、飯嶋恭子(しいの木)、金澤麻由子、那須光則(アーティスト)。それに件のマルコ。石原ケンジ、宇野和幸、遠藤一成(アーティスト)、木村和彦(早稲田大学教授)の面々。銀座の夜空にいつまでも話は尽きず、笑いがはじけるのでした。
さて、これからのSteps Galleryですが、今週からのんびり準備に入ります。
電話を入れたり、パソコンを入れてHPを立ち上げたり、規約を作ったり、ロゴなどの制作、足りないものもたくさんあるので買い足したり、やることは結構ありますが、慌てないてやりたいと思います。
週に3日程度はギャラリーに居ますので、改めてスペースをご覧になりたい方は連絡をください。個展予約も受けつけますのでご相談ください。
6月には、野崎順子プロデュースのカラーセラピー「オーラ・ソーマ」、7月には魚井浩世プロデュースの「ティータイム」を予定しています。
10月1日からはオープニング企画「倉重光則展」です。倉重さんのあとは「串田治展」。11月には「寺崎誠三展」などが入っています。ご期待ください。
そろそろ銀座までの定期を買おうかなあ。
電車で「通勤」を始めたらまた本が読めるかな。
西村賢太「私小説書きの弁」(新潮文庫)、同「廃疾かかえて」
ニーチェ「権力への意志」上・下(ちくま学芸文庫)
お勤めの方はまた明日から始まってしまいますね…
楽しいことを考えながらがんばりましょう。
わたしは全く違う性質の大変さとこれから向かいあっていきます。
吉岡まさみ
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