2010年11月23日火曜日

吉岡で~す。川村美術館訪問他。

10月29日(金)
東大病院内にある院内教室、こだま分教室で、美術の研修会があり、出張で行く。治療をうけながらの授業は、こんな感じなのかあ…と興味深く話を聞く。
夜は写真家寺崎誠三さんの家で韓国でのグループ展の「報告会」。動画がかなり面白く、笑いころげてしまった。金在寛先生は学長を務めた人なのに、なんかマフィアみたいな風貌で、よく喋るのだった。
参加したのは、吉永裕、永野のり子、石原ケンジ、吉岡、それと寺崎誠三。
動画を見て、歌を歌って、ワインを飲んで、時間はあっというまに過ぎていくのだった。吉永さんとは本当に久しぶりで、10年以上(20年?)ぶりである。来年1月に銀座三越で個展があるそうだ。

10月30日(土)雨
築地「上松」でヘアカットしたあとギャラリーまわり。
茅場町、タグチファインアート。キム・テクサン展。テクサンは上記韓国のグループ展にも出品している作家。タグチファインアートの田口さんにも、ギャラリーをやるのはやめた方がいいと言われる。不思議なのは、ギャラリーやってる人たちは、やめた方がいいといいながら自分は続けてるんだよね。そんなにやめた方がいいなら、自分もやめればいいのに。

本屋で西村賢太の本を見つけた。「二度はゆけぬ町の地図」(角川文庫)3冊めの文庫だ。どぎつくていいなあ。

三島由紀夫はずっと胡散臭いと思ってたんですが、深沢七郎が「生きているのはひまつぶし」(光文社文庫)のなかで端的に言ってくれてて痛快。
「あの人はお坊っちゃん育ちだからね。人生を実地で学んでないんだね。本の上で学んだんじゃないの。」「三島由紀夫は、いつもテレビ・カメラにうつっているようにふるまう人だった。だからあいつは、どこでうまいもの喰ったか書いていない。どこのおでんがうまいとかね。だから、少年文学っていうんだよ。あいつの書いたものは、みんな形式で、本物ではない。」「質屋へ行ったことがないなんて人は、ダメ、アルバイトやらないなんて人は、ダメ。一日働いて、いくらってこと知ったら、三島由紀夫、ハラ切らないよ。」
11月4日(木)
昨日が学校の文化祭だったので今日は代休。すごく疲れちゃった。やっぱり最近は疲れからの回復が遅い。というか、回復しない。
針灸院で鍼。
カン・ソニョンさんから電話。彼女は多摩美大の留学生。土曜日の川村美術館ツアーに参加できなくなったとのこと。「事故」があって…というから詳しく聞いてみると、カッターを持った男に襲われて、死ぬかと思ったって。警察に言ったら殺すと言われた。怖くて外に出られないとのこと。大丈夫かな。

11月5日(金)
本を買う。
山田風太郎「戦中派不戦日記」(角川文庫)
豊田正義「消された一家ー北九州・連続監禁殺人事件」(新潮文庫)
川田順造「『悲しき熱帯』の記憶」(中公文庫)
岡本太郎「自分の中に毒を持て」(青春文庫)

展覧会案内
★杉山佐和子展
11月21日(日)~28日(日)
12:00~19:00
Shonandai MY Gallery
港区六本木7-6-5六本木栄ビル3F
http://shonandai-g.com
国立新美術館の近くです。吉岡は21日(日)の夕方5時ごろ行く予定。もし行きたい人がいたら連絡ください。飲みましょう。
杉山さんは、特別支援学校の永福学園の美術の先生です。
★倉重光則展
11月13日(土)~12月18日(土)14:00~18:00
開廊・水木金土
洗足池病院付属
Gallery Cocon
大田区上池台2-32-7
http://www.senzokuikeHP.com/cocon/

11月6日(土)
川村美術館ツアー
参加者がどんどん減ってしまって、結局わたしを入れた4人だけ。石田有香、杉山幸子、田村美樹。みんなうちの学校の先生。
バーネット・ニューマンはやっぱりよかったなあ…
ものすごい影響を受けていたんだなあと改めて実感した。ショップでカタログを購入。なんとなく、ウ゛ィトゲンシュタイン「論理哲学論考」(岩波文庫)なんかも買ってしまう。
レストランではニューマンにちなんでイスラエル料理のランチ。
メニューにロスコケーキというのを発見。ケーキの断面がロスコの作品を模したもの。
千葉でお茶して、同じ学校の杉田先生、徳丸先生と合流。
杉田、徳丸、石田、吉岡で飲み会。
明日はマッサージに行こうっと。


吉岡まさみ

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